無垢フローリングと合板フローリング
こんにちは越智です。
お施主様から
無垢のフローリングは傷がつきやすいから
合板のフローリングを使いたいと言われることがあります。
実は、ワンズスタイル では合板のフローリングを使ったことは一度もありません。
融通が利かないなぁ
お施主様にお願いされたのに?と思われるかもしれません。
ちなみに、当社は、かなり色々細かくお施主様のご要望にお答えしている会社です。
ただ、いくつかの点においては、確かに融通をきかせれないことがあります。
その一つが、合板のフローリングは使わず
無垢のフローリングを使うということがあります。
なぜなら、お施主様のためにならないことがよくわかっているからです。
そうしたいとおっしゃられるお施主のほとんどが
合板のフローリングについても、無垢のフローリングについても
知っているわけではないのだけど、
なんとなく合板の方がいい気がして、とか、
やすいから、ということでそう言われている方が多いように感じます。
もちろん、無垢のフローリングにも欠点はありますし、
合板のフローリングにも良さがあります。
ただ、どちらの比重が大きいかというと圧倒的に無垢のフローリングがよいと私たちは考えます。
合板のフローリングというのは、
板が何層も貼り合わされ、重ねられて作られています。
つまり、それだけ接着剤の使用量も多くなります。
基材に用いられる合板や木質系ボードの接着剤には、
ホルムアルデヒドや他の揮発性有機化合物が使われていることが多いので、
室内にの空気に出ていき、
シックハウス症候群の原因となるケースが多くあります。
また、表面に貼られる化粧板には、
表面処理剤(ワックス類)が塗りこまれたものや、
防水加工されたもの(防水剤が用いられたもの)があります。
中には強度と耐久性を高めるために、
木材の中に高分子系の樹脂を含浸させたものなどもあり、これらの中にも化学物質は含まれています。
そういったこともあり、
ワンズスタイルでは無垢のフローリングを使っています。